プラントベース(ヴィーガン)が環境や社会にとって良い理由
SDGsやサステナビリティに注目が集まる昨今。
環境に優しいアクションや動物愛護や貧困問題の解決につながる選択肢を取るひとが増えています。
そしてプラントベース(植物性)やヴィーガンもそのような環境や社会にとって良い選択肢として、すこしずつ広がり始めています。
なぜ、プラントベースやヴィーガンを実践し植物性の食品や商品を選択することが環境問題や貧困問題につながるのでしょうか?
まずはプラントベースとヴィーガンの定義から。
プラントベース(Plant Based)とは、植物性でつくられていること。最近のコンビニなどで販売されている商品におけるプラントベースの定義はあいまいで、植物性の大豆ミートなどを使用しているけれど動物性の調味料を使用していることもあります。
100%プラントベースという表記であれば、すべて植物性のみでつくられているので安心です(ovgo Bakerが提供するのはもちろんすべて100%プラントベース!)。
ヴィーガン(vegan)とは、「人間ができる限り動物を搾取することなく生きるべきであるという主義」のことをいい、衣食住など人間のライフスタイルのためにいかなる動物からの搾取をなくすことに務めることをいいます。
そのためヴィーガンを実施する人たちは、動物性の食品や商品を避けて、植物性の食品や商品を選択します。すなわちヴィーガン本来の意味としては、動物の権利保護のための選択となりますが、最近はサステナビリティが注目されている流れの中で、プラントベースとヴィーガンの定義が同様に扱われていることがあります。
さて、それではなぜ植物性の食品は環境や社会にやさしいのでしょうか?
それは、お肉や乳製品を生産する畜産業の環境への負荷が高いことが理由です。
今世界で起きている気候変動の原因の第3位が食品業界といわれています。
なかでも、畜産業の中心となる牛の飼育には、放牧するための広大な土地が必要であったり(放牧地を作るためにCO2の吸収源となる森林を開墾しています)、大量の水を必要としたり、大量の牛からでる排せつ物も汚染の原因となるだけでなく、大量の牛のげっぷに含まれるメタンガスも温暖化への影響は侮れません。さらには大量の牛の飼育に必要な穀物を育てるだけでも、同様に広大な敷地や水を必要としており、畜産業のために牛を飼育することはかなり環境への負荷が高いと考えらえます。
地球の貴重な資源である森林や水を多く使用して、お肉やミルクが大量に安価な値段で毎日スーパーなどで販売されているのです。
少しでもお肉を食べることや牛乳・乳製品を控えて植物性に移行することで、畜産業の生産量を減らせば、日々進行する気候変動に貢献することができるといわれています。
さらに、畜産のために使われる穀物を育てる土地で人間が食べるための穀物を生産すれば、牛肉なら11倍、豚肉なら7倍の人間の食糧になるので、より多くの食料を同じ土地から作り出せます。
また気候変動自体も、より貧困問題を悪化させる原因となっています。気候変動によりそれまで農業が営めていた場所で農業を営めなくなったり、そのせいで貧しくなった家族の子供たちは学校にいかずに働かされてしまったりするからです。
気候変動の原因となる環境負荷の高い畜産業を減らすことは、世界の貧困問題や食糧問題の解決にもつながるのです。
環境と食にまつわるトピックには、フードロスやカーボンフットプリント(生産や流通にまつわる二酸化炭素の排出量のこと)を考慮してローカルの食材を選ぶこと、オーガニックなど環境に配慮した生産をすることなどが他にも上げられます。
このような考え方に共感して、ovgo Bakerでは植物性の食品をおいしくたのしく、より気軽に楽しめるようなきっかけづくりに取り組んでいます。
日常の食事の選択肢をプラントベースに変えていくことは、自分の健康だけでなく社会にとってもよい気持ちの良い選択肢。
Doing good tastes so good! ちょっといいことするってこんなにおいしい
まずは自分のペースで、おやつや朝食タイムのovgo Bakerのクッキーから、プラントベースを日常に取り入れてみませんか。
HPにもおいしくて環境に優しい情報が載っているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
(yuki)
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